女性の貧困を食い止めるために 

2016年4月14日 16時07分 | カテゴリー: 活動報告

4月11日(月)東京ネット女性部会企画

女性の働き方 連続講座Ⅰ「経済大国ニッポン」が生む「女性の貧困」

講師:竹信三恵子さん(和光大学教授 ジャーナリスト)

日本は、ふたり親世帯でもひとり親世帯でも、子どもの貧困率にあまり差がないのをご存知でしょうか?  全世界的にはふたり親就業だと、子どもの貧困は改善しています。日本は男性の過酷労働が問題になっていますが、1990年代男性の雇用が保たれていたので経済も何とかなっていました。

しかし、産業は欧米を中心にグローバル化し、新自由主義となりました。つまり、どこの国に行っても商売ができ、資本の持ち出しができるようになり、男性の得意とする製造業が外国へ流失したのです。否応なしに、女性も稼がなければ国の経済がもたないため、合理的に「男女雇用均等労働」として、子育て、家事労働を伴う女性にベースを揃える法制度に変え、労働時間を短縮しました。

シンガポールでは、少子化でも生産性が高く経済が回っています。日本は、1986年の男女雇用機会均等法から少子化がはじまった事実をデータが証明しています。

女性部会学習会に参加。後列右から4人目が竹信三恵子さん。5人目が谷山きょう子

竹信三恵子さんは女性の貧困を食い止めるために、*「標準労働像」の転換を基礎にした労働法の改正 *家事労働の行政、企業、男性への公正な再分配の必要性 *同一労働同一賃金推進法の失敗と最低賃金の引き上げの重要性を話されました。