11/6~7 研修報告 沖縄・高江 沖縄の基地問題は沖縄だけの問題ではない

2016年11月14日 09時52分 | カテゴリー: 活動報告

地方自治と国の関係を改めて問い直す~日本の米軍基地の74%は沖縄にある。高江・辺野古ゲートを訪ねて~

かつて、ベトナム戦争の軍備の拠点となった沖縄で、ベトナム村を襲撃するための軍事演習として、高江集落の人達を南ベトナム現地部落民に仕立てていました。そんな高江に今、米軍オスプレイのヘリパット建設を強行しようとしています。 全国から警察機動隊が配備され、抗議する市民への暴力や暴言による弾圧が報道されました。そんな沖縄の緊迫した状態を確認するべく高江・辺野古へ現地入りし、沖縄県の翁長知事の講演も聞き、研修会で学んできました。

自治体議員立憲ネットワーク2016研修in沖縄・高江【11/6(日)~7(月)】                  11/6(日)初日 講演Ⅰ屋良 朝博 氏(フリージャーナリスト/元沖縄タイムス記者)「辺野古は『唯一の解決策』か―問われる政治の決断」

講演Ⅱ大城 渡 氏(名桜大学上級准教授)「警察機動隊活動問題への法的アプローチ―警察行政の根幹を問う」

講演Ⅲ翁長 雄志 氏(沖縄県知事)「これからの沖縄」

翁長知事から直接、お話しをお聞きし、とてもポジティブでハートが熱い方だと感じました。 「『沖縄は基地で飯を喰っているんだろ?』とよく言われるが、『基地で経済が潤うなら、地方創生として各地で取り入れてみてはいかがですか?』と返していると。 沖縄の歴史として、戦後十数万人が死亡し、約30万人が収容所に入れられ、帰還許可が降りる頃には、飛行場のある基地が作られ、帰る家がなかった。そのために基地周辺に住むしかなかった。沖縄の基地問題で昨今の辺野古執行訴訟などは、『地方自治と民主主義』を問うものであり、沖縄だけの問題ではなく、日本全土の問題である」とおっしゃっていました。

屋良 氏の講演では、「安全保障とは『心配ごとがない状態のこと。つまり、敵を少なくし、敵対国とも関係改善を図ること。』と。しかし、日本は敵対国から守るために、米軍を置くことで守ってもらおう、または抑止力になると考えている。実際に沖縄の米軍基地にいる海兵隊は、中国軍を含めた多国間共同訓練をしている。アメリカも中国も災害救援、人道支援活動をすることで国際協力関係を構築する取り組みをしている。つまり、これがアメリカにとっての安全保障であり、日本を守るためではなく、同盟維持の政治的アピールが任務である」とうことでした。

大城 氏の講演では、「辺野古や高江での警察機動隊の違法・不当な言動や振舞い、人数の多さは、人口142人の高江地区の地域社会の秩序を乱し、政治的不干渉、市民を保護する本来の役目と大きく異なる。戦前・戦中期の市民、市民活動の弾圧は変わらない。だからこそ、市民は警察活動を監視・統制し、可視化を図ることが必要である。」ということでした海 (1)海 (2)