「子どもの貧困問題」とわたしたちにできること 子どもにやさしいまちは、すべての人にやさしいまち

2017年2月22日 05時46分 | カテゴリー: 活動報告

2017年2月4日(土) 立川市女性総合センター・アイムにて、第52回立川市青少年健全育成研究大会で聞いて来ました。講師:山梨学院大学法科大学院 荒牧 重人 教授

荒牧重人さんのお話のポイントは、

講演後、荒牧重人さん(中央)とともに。

講演後、荒牧重人さん(中央)とともに。

【子どもは独立した人格と尊厳を持つ権利の主体である】・子どもとの関係を、育てる―育てられる、教える―教えられる、支援―被支援などの一方的な関係にしない。

【子どもの健全育成とは?】・当事者である子ども自身の意思・意見の尊重を踏まえる。・子どもの最善の利益を図る。・子どもに育つ力を信頼し、子どもの権利を保障する。

【子どもの貧困対策とその課題】・子どもの権利の視点から子どもの貧困を捉えることによって、その子どもの貧困問題の解決につながる。・子どももおとなも、困難な状況に陥り、希望が見えない状況で、意欲的に生きることは困難である。意欲や能力がない者が悪いというような自己責任論を振りかざすことなく、当事者に視点を当て、排除することなく、必要な支援をしていくことが必要である。

【2016年改正 児童福祉法の内容と意義】法1条「全ての児童は、児童の権利に関する条約の精神にのっとり、適切に養育されること、その生活を保障されること、愛され、保護されること、その心身の健やかな成長及び発達並びにその自立が図られることその他の福祉を等しく保障される権利を有する」・子どもの権利条約の趣旨や原則が位置づけられ定義は大きい。

【子どもの貧困対策=子どもにやさしいまちづくりはすべての人にやさしいまちである】

今や6人に1人が貧困と言われています。子どもの権利の視点からみると、子どもの貧困は、子どもたちの学びや遊びなど、子どもの育つ権利を奪っているといえます。今一度、私たちおとなは子どもの権利について考え、できる範囲で親同士、学校、NPO等々、地域に関わる市民が連携・協働しなければなりません。